*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(485) **
*
*** 自作GT管2バンドラジオ ***
戻る
修理依頼
*** R7年4月4日〜 ***
@
*京都府のO様からの依頼です。
*受信出来ない原因が分からないとの事です。
A
*GT管7球2バンドのようです。
B
*回路の流れが??
*頭に入るまで時間が掛かりました。
*IFTの配置が良くありません、おそらく穴あき済みのシャーシーを使用されこの様な不規則な配置になったようです。
C
*早々に間違いが。
*6F6のカソード抵抗と並列の10μほどのCの両端がアースに落ちてます、動作には影響はありませんが、意味がありません。
D
*L型抵抗が大きく真空管ソケットのピン番号を見るに邪魔なので位置をずらしましたが、仮ですので終わったら元に戻します。
*アンプ部は良いようですが、IF回路が動作してませんので先にIF部を正常に致したいと思います。
E
*AVC回路の505KΩの箇所の抵抗値が55KΩしかありません、配線間違いでしょう。
*AVC回路の配線はやり直します。
F
*B回路配線に50V耐圧の電解コンデンサーが2箇所使われており、下のコンデンサーは既にパンクしております。
G
*AVC回路の配線を治しました。
*IFTの調整をやります。
H
*AのIFT、何とコアーの位置が極端です。
I
*Bも同じです。
J
*上部の位置はこの程度。
K
*調整後AVC電圧10.72Vこれで良しと致します。
*交換された100PFのCの値が少し大きかったようです。これでAVC回路は直りました、次はコイルパックの配線確認です。
L
*コイルパックを外しました。
M
*やはりこのRSWではMWのみRFコイルを使うのは不可です。
N
*OSCの発振周波数。
*MWの下限。
O
*MWの上限。
P
*SWの下限。
*このカウンターは減算機能が無いので、-455で3MHzです。
Q
*SWの上限。
*10MHzです。
*このSWコイルは3MHz〜10MHzと受信範囲が狭い。
R
*これで配線直しとR,Cの交換が終わりました。
*6F6のカソードCは狭い所で両側アースに繋がっているのでご自身で直してください。
S
*6AS7と6AK7のスクリーン電圧が低すぎるので20KΩのRを10KΩ5Wに交換、95V程に。
21
*6SA7の配線は全部やり直しました。
455IF調整他が終わり
これでMW,SW共良く
聞えております。
■ ご質問などありましたらこちらにどうぞ。 ■
DE JA2OZX