*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(445) ***

***自作ラジオ、6球スーパー***  
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製作依頼
*** R3年1月10日〜 ***

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*15ページの423番からの続きです。
*京都府のO様から1年前に依頼された物です。
*オークションで自作ラジオを購入されたようです。
A
*Mt管を10本ほど使用した、MW専用ラジオです。
*高一でIFT4本、思い付きで製作された感じです。
B
*電源を入れてみましたが鳴りません、この様な回路では異常発振やら回り込みで使い物にならないと思います。

C
*高一、IFT2本の2バンド回路に組み直しのため、必要の無い部品を取り外しました。
*ネジのサイズ種類も色々で、取り外しに苦労致しました。
D
*必要の無い部品はニッパーで配線等切ります。
*凄い量の部品です。
E
*抵抗、コンデンサー等の取り外しが終わりました。


F
*先に3連VC短絡のチェック。
*左側、羽根を入れたとき短絡が、取り付ける前に直しておきます。
G
*VC取付位置がずれているので穴の開け直しとOUTの取付位置を変えました。
*回路の流れは1から6、6は6X4です。
*真空管構成、6BD6-6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-6X4で進めたいと思います。
H
*豆コンのアース端子の接触が悪いので、直しました。

I
*豆コン取付。
*3連VCの中心をOSCとしますので、豆コンはOSC側のローターに近づけました。
J
*依頼者O様からお送り頂きました、高一2バンド未使用コイルです。
K
*コイルを取付前にリード線を長めに付けておきます。
*新品でも50年以上過ぎるとハンダの乗りが悪いです。

L
*ANTコイル取付、位置はRF管の近く。
M
*RFとOSCコイル、トリマー調整が楽なように、それとコイル同士の干渉防止、取付板を兼ねたシールド板。
N
*依頼者O様が前面を見たいと言いますので、正面より。

O
*アース線の配置、本日急用のためこれまでです。
P
*後少しでコイルの配線が終わります。
Q
*先にOSCのみ動作出来るように配線を致しました。

R
*MW,SW共正常に発信しております。
*B電圧が少し高いので、250V程に致します。
S
*残るはPUの配線で終わりですが、音量ボリュームに2MΩのVRが使われており、トーンVRが500KΩなので取り替えます。
21
*主な配線が終わりましたので受信調整を始めます。

22
*455KHzの信号を入れますがIFT455のピークが見つかりません、大分回してあるようです。
*455調整がやっと終わり、OSC、高一、ANTコイルの調整です。
*このIFTはシビアですので、回さないように致しましょう。
23
*やはり高一は感度が良い、しばらく受信状態で置きます。
*奥の豆コンはOSCのVCと並列で、SWの受信にはスプレッドとして便利です。
*後はトーン回路とAC100Vの配線で終わりです。
24
*NHK第一(594KHz)を室内2mのアンテナで、AVC電圧は-4、6V。

これで1年前にお預かり
致しました自作ラジオを分解
そして
再組み立ての終了です。
25
*外の12mのアンテナですと、-10、8Vです。
*利得のある回路を組むより、簡単なアンテナが如何に利得が得られるかと思います。



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