*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(384) ***

***ナショナルMt管ラジオ、FM付3バンド、AF−300***  
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*** 30年4月19日〜 ***

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*ナショナルAF−300が来ました。
*状態の良い3バンドラジオです。
A
*裏蓋も綺麗。
B
*一度も修理されていない感じです。

C
*シャーシー取出し、埃が凄い。
D
*FMフロントエンドシャーシーが傾いています、ナショナル特有の白いゴムが溶けたためでしょう。
E
*バリコンプーリーとロータリースイッチの端子が接触してます。

F
*コンデンサーは交換したほうが良いでしょう。
*右側FM部。
G
*左側30A5とBの平滑部、整流管は無くセレン整流です。
H
*真空管を全部抜き、清掃。

I
*FMフロントエンドシャーシー、綺麗です。
J
*バリコンゴムも交換でしょう、ナショナルのラジオ全部がこんな感じです。
K
*バリコンゴム交換。

L
*FM部シャーシーも平らに直しました。
M
*ネオン配線がボロボロなので、新しく交換。
*とりあえずコンデンサー交換前に鳴らして見ましょう。
N
*中波、短波はOKですが、FMが聞こえません。
*OSC発信がストップ、真空管は双3極の17EW8のありふれた回路なので、逆に不具合箇所探すのが厄介です。

O
*OSC側のG電圧がおかしい?、LC回路のCの不良を疑います。
P
*丸のCが不良でした、外しただけでOSC発信、受信もできましたが、やはり5MHzほどUP、当然です。
*外したCの容量チェックでは異常なし、やはり周波数が80MHz以上になりますと、容量が規定値にあっても不具合が出ます。
*三角の青い線が10、7のIF渡しの線です。
Q
*セラミックの黒頭に交換、正常に発信、受信も感度良く聞こえていますが、3バンド共音が少し濁る感じです、おそらくV6からA5渡しの0.05の不良では?、この渡しは0.01で十分でしょう。

R
*ペーパーと電解Cの交換が終わりました。
S
*調整、感度良く聞こえてます。
*濁っていた音も正常に。
*ハムが少し気になります。
21
*平滑のCを追加、これで殆ど気にならなくなりました。

22
*取外した部品。
23
*ケースには小さなキズが有りましたが、コンパウンドでピカピカに。
24
*チューニング目盛り盤の背面板も、洗浄して綺麗に。

25
*正面モール止め針金を全部交換。
26
*ケースの組立。
27
*スピーカー取付。

28
*チューニング糸を新しく張替え。
29
*私はこのマジックアイ??は初めてです。
*ナショナルの1N3、単四電池と同じ大きさです。
30
*シャーシーを入れます。

31
*パイロット球にネオンがしようされており、大変暗いのでLEDに交換致しました。
32
*裏蓋も綺麗な状態です。
33
*LEDなので眩しい位の輝きです。

これでナショナル
FM付3バンドの
修理が終わりました。

結納金のお尋ね
歓迎致します。

本業の続きがあるので
又暫く修理お休みです。
34
*これでもマジックアイかな??。
35
*元気に聞こえてます。


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