*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(350) ***

***ナショナルMt管HiFiラジオ、UA−605***  
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修理依頼
*** 29年10月19日〜 ***

@
*千葉県のM様からの修理依頼です。
*コンデンサー等交換したようですが、鳴らないとの事です。
A
*最初にアンプ部からチェック、6AR5のG1抵抗が500KΩの所に、480Ωほどの新品抵抗が??、カソード抵抗と勘違いされたのか?、これでは音が殆ど聞こえません。
B
*AVC抵抗を少し動かしただけで外れてしまいました、半田付は確実に致しましょう。

C
*依頼者さまが言われていました問題のIFTです。
*Hi-FiとDXの切替のためB側の端子が2個、スイッチでBを切り替えてますが、スイッチのベークにBが流れています。
D
*洗浄液を掛けふき取りましたがNGです。
*Bを流すと30Vほど電圧降下があり、このままでは近いうちに煙が出ます。
E
*スイッチからBを切り離し、DX側直結で配線、受信調整で感度良く聞こえております。


*ロータリースイッチでラジオとPUの切替を兼ねた配線ですが、スイッチのベークにBが流れ込んでいるので、AVC回路にも130Vほど流れ込んでおります、当然動作致しませんので、今回はBを離しHi-Fi,とDX切替無し、DX側直結にしてあります。
*PUは切替て使用可能です。
*マジックのBも現状繋がっていないので、別にスイッチを付けるか、常時点灯するように配線するのが良いでしょう。
依頼者Mさま
このような状態でした。
F
*真空管はまだ等分使用できるでしょう。

G
*依頼者さまからロータリースイッチの交換以来がありました。
*同じスイッチは入手不可ですので、現在の物に交換致します。
H
*4回路3接点に交換、このSWはDC200Vには十分耐えます。
*IFT、マジック、外部入力、豆球の4回路切り替えます。
I
*取外したスイッチの軸を切断して、軸を延長しました。

お待たせ致しました
里帰りができます。
J
*スイッチの切替が軽くスムーズに切替できます。
*2時間ほどテスト、OKです。
*DX受信のときに、マジックアイがONになります。







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