*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(21) ***

*** 並4ラジオ修理。***  
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*** 昭和13年の並4ラジオ修理。H23-8-21 ***

*昭和13年のヘルメス並4の修理です。
*70年以上前の物ですが、状態は非常に良くケースには手を入れ無いことにしました。

*ツマミを取り外すのに苦労しました、タップを立て直し4mmのホーローセットに交換です。
*真空管の構成は、24B,26B,12A,12F
で、真空管ソケット4個にも記入されてますのでオリジナルと思われます。
*残念なことに、マグネチックSPのコイルが断線してました。(内田OMに巻き直し依頼。)
*修理前の配線です、左に大きなコンデンサー、これは交換、段間トランスが2個、左側が断線、右側は使用可能ですが新品に交換するか悩みます。
*交換部品を外したところです。
*カソード再生なので電圧を調整する大きなVRが右側に付いてますが、これもNG、新品に交換です。
*電源トランスの各出力電圧はOKです。
*とりあえず配線終了で、受信テスト中、並四にしては感度が良い。
*低周波トランスを使っているのでハムを心配してましたが、気になるほど出ていません、一安心です。
*ケースに入れて、受信テスト。

*内田OMに巻き直して頂いたマグネチックSPのコイル、昔の雰囲気が聞こえています。
*73年前の顔です。
*修理完了。


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