*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(188) ***

***オリンピック、並4ラジオ***  
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修理依頼
*** 27年6月8日〜 ***

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*愛知県のN様よりの修理依頼です。
*久しぶりの並四ラジオです、修理と言うより修復でしょう、ネットとケースの塗装は手を入れません。
A
*真空管構成が、56-26B-12A-12Fでマグネチックスピーカーです。
*5スパに比べ、感度はとても期待できません。
B
*75年ほど前にしてはシャーシーの状態が良いでしょう。

C
*これは無いでしょ〜う、逆さにして埃払いましたら解けました、56のBが来ますのでコイル交換しましょう。
D
*予想した通りです、配線は殆どやり直しします。
E
*ごらんの通り。
*電源トランスはOKのようですが、絶縁がどの程度か?。

F
*26B〜12A渡しの段間トランスはOKです、使用しましょう。
G
*56プレートのRFCは残念、断線ですので交換します。
*かなり修理されてます。
H
*ヒーターの配線の状態はOKです、他取り外しました。

I
*ん〜〜〜。やはり巻き直しましょう、それが修理です。
J
*巻き直し端子を付けてみました。
*今一納得がいかないコイルですが、一度配線してみましょう、だめなら交換になります。
K
*本日ここまで。

L
*2,5Vの豆球と取付けゴムを新しく。
M
*やはりコイルがダメでしたので、新品の並四コイルに交換。
N
*配線が終わりました、調整は検波管のプレート電圧だけです、これが結構面倒です。

O
*取外した部品、ゴミになりました。
P
*真空管を磨いて綺麗に。
*26Bと12Aを間違って取り付けない様に、26Bのヒーターが断線致します。
Q
*並四にしては感度は良いですが、受信調整にコツが必要です。
*直熱管2本使用してますので、簡易的にハムバランサー入れましたが、やはりハムは少し出ます、受信には
支障無いと思います。

依頼者Nさま
お待たせ致しました
里帰りができます。
R
*チューニング窓に新しくアクリル板を取付け。
*オール3極管、本来の並四ラジオです、長いアンテナ線が必要です。





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