*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(490) ***

*** 春日無線 9R59通信機型受信機 ***  
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修理依頼
*** R7年11月13日〜 ***
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*神奈川県のY様からのオーバホール依頼です。
*旧春日無線の昭和35年販売された機器です。
*当時の物としては状態の良い部類と思います。
A
*高一中二の受信機で発売当時大人気の受信機でした。
*私も7MHzで使用致しました。
B
前パネルに曲がりが有りますがケースを組みますと目立たなくなります。

C
*電源が入らないとの事なので、先に入るように致します。
*原因は100V〜117Vの切り替えスイッチの接触不良で洗浄後直りました。
D
*500KHz〜30MHzまで連続で受信出来るコイルパック4バンドです。
*セラミックコンデンサも全て交換希望です。
E
*以前交換されている平滑コンデンサも交換致します。

F
*電源を入れて各部の電圧チェック。
*出力管G1にプラス5Vの電圧が出てます、これでは6AQ5がボケてしまいます。
*原因は前段からの渡しコンデンサ0.01の不良なのでカソードC共交換致しました。
*この近辺の抵抗値は落ち着いているのでOKでしょう。
G
*外した10μと0.01です。
H
*平滑回路新設。
*電解コンデンサは後日付けます。

I
*電解コンデンサ付けました。
*回路図は40μですが耐圧400V47μです。
*セラミックコンデンサの持ち合わせが無いので注文、2〜3日に来るでしょう。
J
*セラミックコンデンサ全数交換。
*最近のセラミックは小さくなりました、1KVー0.01μです。
K
*調整前に電源を入れてみます。
*中波帯のNHK第一(594KHz)カウンター表示は592.5KHz。
*最終のコイルパック、IFTの調整時に直しましょう。

L
*交換した古いC,Rです。
M
*Qマルチ=BFOの発振がおかしいです。
*おそらくコンデンサの容量変化と思いますので、直しましょう。
*BFOは小さなシャーシーに組まれているので面倒です。
N
*上下に付いているキャラメルが怪しいです。

O
*3000PFが2200ほどに変化しています、これではコアー調整では追いつきません。
P
*3000と1000の二つを交換致しました。
Q
*調整です。
*OK

R
*このキャラメルはラジオの修理では殆ど交換しないでしょう??。
S
*電源を入れSメーターの確認。
*OKです。
*後はIFT455の調整とトラッキングで完了です。
21
*真空管試験機で検査。
*BFOの6AV6を交換、他十分使用可能な球です。

22
*IFTの455を先に調整。
23
*トラッキング〜受信調整です。
*Bバンドは放送にあまり使われておりません。
*Dバンドの18MHz近辺は沢山の放送が聞えております。
24
*整流管に5CG4、、5Y3より良いでしょう。

25
*一番苦労しましたBFOの小さなシャーシーです。
*忘れておりました、カウンターの差し込みジャックをシャーシーの後ろに付けます。
26
*依頼者様からお預かりしたカウンター。
*カウンターの設定が終わりAバンドの表示。
27
*Dバンドの表示。
*透明プラスティクのケースにでも入れておきましょう。

28
*気になっていたのですが如何すればこの様に曲がるのか??直しましょう。
29
*曲がりを直しました。
30
*有り合わせのケースに入れました。
*NHK第一です。


明日は梱包して
依頼者様に送ります。
お預かり致した真空管の
テストも致します。
31
*アマチュア無線周波数の21MHzの表示。



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