*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(471) ***

*** 摩訶不思議な自作ラジオ Mt管6球高一 ***  
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調べてくれ〜〜の依頼
*** R6年2月18日〜 ***
@
*自作高一です。
*NHKしか聞えないとの事で入院して頂きました。
*風邪でも引いたのかな?それでは漢方薬でも飲ませてみましょう。
A
*かなり狭い部屋に組んであります。
*コイルパックの位置が悪いようです、、がこのシャーシーでは無理でしょう。
B
*Mt管ソケットの足差し込み部が広すぎます、接触不良を疑います?。

C
*とりあえず間違い配線有り。
*高周波1段目の6BD6のカソード抵抗がコンデンサーと直列でアースに落ちてます、これではプレート電流が流れず6BD6が動作致しません。
*並列でアースに落としましょう。
D
*OSCコイルのGより白のPDを通りアースに落ちています、これでは正規の発振は無理でしょう。
*この白いPDは不要です。
*GよりPD、VCです。
E
*OSCノパディングC周りの配線を直しました。
*VC用のトリマーも使うことに致しました、本来VCに付けると楽です

F
*RF増幅の回路も変更。
*OSCの発振確認してみます。
G
*???9MHz
H
*嶋村カウンターでも同じ、、??。

I
*このOSCコイルはSW用、やけに巻き数が少ない。

*MWのOSCコイルが無い事には中断。
J
*OSC回路は後程として、455KHzの信号を初段D6に入れてIFT調整、AVC電圧が低いが455の発信音がうるさいほど大きく聞えた。
K
*MWのコイルが届きましたので仮に配線致します。
*発振致しません、コイルのG〜K間の抵抗値よりK〜E間の抵抗値が多い事はありえません。

L
*以前購入したコイルが見つかりましたので繋いでみます。
M
*ラジオ少年制作の小型化されたOSCコイルです。
N
*仮配線です。

O
*見事に発振致しました。
*とりあえず大まかに調整、5スパより感度良く聞えております。
P
*コイルを送って頂き仮配線。
Q
*発振致しました。

R
*MWコイルを外して取付配線。
*残るは抵抗の交換です。
S
*B回路の平滑抵抗5KΩを2KΩ10Wに、これで初段プレート電圧が205V程に上がりました。
21
*SG回路の15KΩを10KΩにこれで85V程に上がりました。

22
*これで455を入れると5V弱です。
*6BD6のカソード抵抗も交換致します。
23
*外したSWコイルトセメント抵抗です。
24
*NHK第一良く聞えてます。
*カウンター表示もピッタリです。

25
*VCをクロスさせた下限。
26
*上限位置。
27
*抵抗値200KΩを100KΩに交換、

28
*高一コイルの1次側の3KΩを20KΩに交換。
*コイルに漏れがあるので3KΩでは値が少なく、これで感度が良くなる。
29
*594KHzNHK第一を受信。
30
*1242KHz日本放送を受信。
*小屋の中の2mのANT、5スパでは受信不可。

31
*高一コイルの2次側を直接アースに落とす。
*これで最終の感度UP
32
*
外部入力切り替え配線の間違いを修正。
*外部入力切り替え回路を理解されて下さい。
33
*回路図は6AV6のGへ0.0047μで入力となっているが、0,01μに変えた方が良いでしょう。

これで終わりました。
後少し感度UP可能ですが
異常発振寸前で止めました。

高周波一段回路の配線間違い
高一コイル一次側B抵抗の値不足
平滑抵抗の値が大きすぎる等
5〜6箇所の間違いがありました。

回路図は参考図と思い調整時
抵抗、コンデンサの値いを変化させて
感度UPにもって行くように致します。
受信感度を上げ過ぎると異常発振
起こすので注意下さい。


34
*高い周波数で受信調整。
35
*低い周波数で受信調整。


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