*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(460) ***

***自作4球ラジオ(中間周波増幅無し)***  
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修理依頼
*** R3年12月9日〜 ***
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*京都府のO様からの修理依頼です。
*自作ですがどうしても受信不能との事で来ました。
A
*4球で6BE6混合、6C6検波、6ZP1アンプ、12Fのラジオです。
B
*OSC発振不能とアンプ部動作不能のようです。
*B電源の電圧低下です、おそらくBより抵抗でアースに、逃げている感じです。

C
*電源を入れてみました。
*まるの抵抗が火傷をするほど熱くなってます、何の為の抵抗でしょうか?、外します。
*矢印のコンデンサーが0.01、これはもう少し大きな0.1〜0.5が良いでしょう。
D
*プレート電圧が正常になり、OSCが発振致しました。
*IFTに問題ありそうですので、IFTの中を見ます。
E
*このIFTはナロー、ワイド切替て使う物のようですので、普通の配線に変更してみます。
*6C6のトップGに渡すように配線の変更します。

F
*6BE6に455KHzの信号を入れてみると、かすかに1KHzのトーンが聞こえます。

*本日気が付きましたが、このバーニアルダイヤルはVCを0から180度開放まで回せません。
G
*IFT455の調整を致しました、この回路にはAVCが無いので、OUTの2次側で1KHzのトーン電圧を、テスターをAC電圧にして電圧が最大になるよう簡易測定致します。
*ANTを繋ぎますとNHK第一が聞こえましたが極端に弱い、おそらくANTコイルとOSCコイルにずれがあるようで、VCのトリマーで追いきれません、Cの追加で間に合えば良いですが?。
H
*C,R交換〜配線手直し致しました。
*

I
*OSCの発振周波数が、上2100KHz、原因はのトリマー板とアース間に導通が無いので、アースに落とし、正常になりました。
J
*ANT側のVCトリマーで下げきれず、Cの追加でOK。
K
*音量の調整が出来ない、原因は500KΩのVRの抵抗値が極端に高い。

L
*VR交換のため外すが、OSCコイルが邪魔で苦労する、自作なので仕方ないでしょう。
M
*交換。
N
*全体の配線、かなりスッキリ致しました。

O
*受信感度は高一再生ラジオと同程度ですが、音量がもう少し欲しいです。
*6C6はOK、6ZP1は??、OUTのインピーダンスは10K必要??。
P
*受信には長いANTが必要です。
*バーニアルダイヤルがスムーズに回らないのは、VCとの接続にカップリングが使用されていない原因でしょう。
Q
*午後より音量UPする為に、OUTの1次側チェック、7KΩらしい、本来10KΩ欲しいが良いと致します。
*検波管のカソードアース間に300Ωの抵抗、これは外して直接アース。
*6ZP1のカソード抵抗に330Ω、これを760Ωに交換、6AR5や42はこの電源トランスでは無理でしょう。

21
*以上の変更等でかなり良くなりましたが、5スパと比較致しますと、かなり感度が落ちますので、ANTの長い物が必要です。

*6C6の検波管のプレート電圧は、40V弱にしてあります、G2にBより15KΩの抵抗ですが、これを1MΩに変更
致しました。

*不具合は、OSC発振停止とIFT内部の配線違い等が原因でした。
R
*スピーカーを12Cmに繋いでテスト、音が大きく聞こえます、使用されているSPは入力0.5W、6ZP1は1Wほどの出力があるので注意されて下さい。
*整流管12Fで平滑抵抗入り口で電圧は206V、トランスからして少し低いようです。
S
*整流管12Fの代わりにダイオードでテスト、272V、12Fが少しお疲れのようです。
*本来このトランスで、12F整流240Vほどになると思います。
*これで修理完了と致します。





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