*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(435) ***

***、ナナオラ6M-32、5球スーパー***  
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修理依頼
*** R2年6月5日〜 ***

@
*宮城県のS様からの修理依頼2台です。
*1台は整備済み?のようなので、外部入力ジャックの取付とマジックアイ新品に交換致します。
A
*上が整備済みで下が当時のままです。
B
*整備済みを鳴らして見ましたが、PUに切り替えると凄いハム音です。

C
*未修理の物です。
D
*これから修理を始めたいと思います。
E
*バリコンの取付が悪いようです。

F
*コンデンサーは全数交換、抵抗は値の変化が多いものを交換致します。
G
*当時のペーパーコンデンサーです。
H
*バリコン取付ゴム交換の為、取り外します。

I
*ゴムの交換。
J
*チューニング糸も新しく交換。
K
*コンデンサーと抵抗の一部交換が終わりました。

L
*調整
*受信範囲が1300KHz以上です、原因はほぼ特定できます。
M
*バリコンに直列の450PFの容量が200PFしかありませんので、シルバーマイカと交換。
N
*受信範囲OKですので、各調整を致します。

O
*調整後暫く鳴らしておきます。
P
*次はケースを綺麗に致します。
*塗装剥離してオイルステイン、クリア仕上げ致します。
Q
*三角リブの剥がれを直します。

R
*塗装剥離後白木に。
S
*オイルステイン、この時点では光沢はありません。
21
*クリア仕上げです。

22
*ボリューム軸の延長。
23
*シャーシー取付。
24
*マジックアイ新品に交換、輝いてます。

これでナナオラ
6M−32の
レストアが終わりました。

もう一台の6M−32に
外部入力ジャックを
取り付けます。
25
*外部入力を繋いでテスト、、OKです。

@
*2台目に取り掛かります。
*OUTが交換されてます。
A
*外部入力に切り替えると、ハム音が凄く出ます。
*古いボリュームに交換されているので、原因はこの辺りと思います?。
B電解コンデンサーも古いものに交換されてますので、新品に交換致しましょう。

C
*交換した平滑回路。
D
*ボリュームのナットを外すことが出来ないので、切断します。
*当時の古い部品を使用すると、この様にすぐにダメになりますので、新品を使いましょう。
E
*ボリューム新品に交換、軸の長さを決めます。

F
*OSCのコアーの位置が気になります、おそらくトラッキングの調整が出来ていないと思います。
G
*バリコンがスムーズに回りません、確認すると斜めに取付されています。
*ボロボロの取付ゴムの部分を接着剤で固めてあります。
H
*バリコンプーリーが接触して回りません。

I
*バリコン取り外してやり直し致します。
J
*取付ゴムを新しくして、チューニング糸も新しく交換。
K
*各調整、IFのずれと高い周波数が感度不足でしたが、
聞こえなかった日本放送も良く聞こえています。

L
*シャーシー取付。
M
*感度良く聞こえてます、新品のマジックアイが輝いております。
N
*外部入力にウオークマン繋いでテスト、OKです。
*外部入力のときはマジックアイ消灯致します。




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