*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(413) ***

***原口の並四ラジオ***  
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修理依頼
*** 30年11月29日〜 ***

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*神奈川県のN様からの修理依頼です。
*原口の並四ラジオ、ケースは後ほどお楽しみに。
A
*綺麗な状態で、サビはありません。
*227−226−226ー112A(整流)の並四です。
*3極管なので感度は期待できませんが、なるべく聞こえるように整備したいと思います。
B
*電源トランスの上に、綺麗なネームプレート。

C
*電解コンデンサーが交換されてます。
*段間トランス2個共断線無し、珍しい。。
*段間トランス渡しなので、抵抗コンデンサーは殆ど使われていません。
D
*再生グリッドリークが2MΩの所、3、6MΩに、支障は無いと思うので使用してみます。
E
*平滑回路は新しく致します。

F
*226は直熱管なので、ハムバランサーが必要です。
G
*電源コードも新しく交換。
H
*トランスのBは200Vあります。

I
*豆球ホルダーのゴムが硬化してるので交換致します。
J
*交換後テスト、OKです。
*豆球は227のヒーター2、5Vから。
K
*受信テスト。
*56Aが少しお疲れ気味なので、新品の56でテスト、3極管なので感度はそこそこです。

L
*ケースの化粧を始めます。
M
*このような状態です。
N
*全面は状態が良いのでそのまま、他剥離致しました。

O
*蓋の仕上げ。
P
*ケースの仕上げも終わりました。
Q
*シャーシーを入れます。

R
*シャーシー留め金具を左右2箇所。
S
*ナス管での受信テスト。
*やはり真空管によりまして感度が左右されますが、十分実用になると思います。
21
*蓋を取付。

依頼者N様
お待たせ致しました
里帰りが出来ます。
22
*ツマミを付けます。
23
*これで原口並四ラジオの完成です。




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