*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(410) ***

***原口の4球ラジオ***  
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*** 30年10月28日〜 ***

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*神奈川県のN様からの修理依頼です。
*原口の4球ラジオ。
A
*24Bの変わりに224が2本と3YP1、12Fです。
B
*シャーシーを出しました。
*24Bより224は背の高かいナス管です。

C
*原口の名盤、M−42は型番でしょうか?。
D
*整流管12Fのソケットですが、ヒーター穴位置が分かりません。
E
*平滑の初段コンデンサーが膨らんでいます。
*12Fのヒーターピンがどの位置でも刺さるので、間違えて挿し、コンデンサー不良になったのでしょう。

F
*並四系は部品が少なく、調整箇所がありませんが、検波段のB電圧は調整したほうが良いでしょう。
G
*配線の被服が、、、、、この配線はBラインで平滑チョークトランスに繋がっており、一番電圧の高い配線で、200V以上あります。
H
*危険なので新しいチューブと交換。

I
*再生検波Bラインの電圧が高すぎるので、抵抗とコンデンサー交換。
J
*電源スイッチ付のボリュームで音量調整が出来るようにとの依頼ですが、ボリューム部がNGなので交換致します。
K
*新品のボリュームに交換。

L
*電源コードも新しく。
M
*マグネスピーカーのコイル交換依頼で4個お預かりいたしましたが、一つは断線です、これは未使用ですが当時の銅線の質が悪く、使用しなくても断線致します。
*他のコイルも抵抗値が低く、現状のコイル使用が良いと思います。
N
*スピーカーコード交換。

O
*調整後受信テスト、4球にしては感度が良く、音量も大きな音で鳴り、音質もOKです。
P
*朝からもう一度受信テスト、、、スピーカーを動かすと音の大きさが変化するのでコイルの配線を確認、原因が判明、コイル交換になりました。
Q
*未使用のコイルに交換。

R
*元気になりました。
S
*ケース側面の板がわれてかなりずれてます。
21
*平らに修正後、接着、その後木工パテで平らに埋めます。

22
*キズ跡は残りますが平らになりました。
23
*スピーカー前の黒塗装が剥がれてますので、綺麗に致します。
24
*スピーカー取付、シャーシー入れます。

これで原口
縦型4球ラジオの
修理が終わりました。

依頼者N様
お待たせ致しました
里帰りができます。
25
*正面より。
26
*豆球が切れていたので交換。
*4球再生検波ですが感度良く聞こえております。



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