*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(403) ***

***縦型ラジオ、ナショナルR−48***  
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修理依頼
*** 30年8月27日〜 ***

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*神奈川県のN様からの修理依頼です。
*皆さんご存知の、ナショナルR−48です。
A
*チューニング機構は素晴らしい作りです。
*上の指針がチューニングVC、下が再生VCです。
B
*真空管構成が大幅に変更されてます。
*左より(124高周波増幅)ー(80整)−(?アンプ)−(124検波)のおかしな配置です、真空管は違いますが、配置はオリジナルのようです。
*青の124はアンプ用の球でしょうか?、24Bと同じような規格でしょう。

C
*電源トランスが交換されてますが、Bが320Vでかなり高めです。
D
*左のVRは電源SWで初段124の動作調整用ですが、元はSWのみなので、戻しましょう。
*右のホーロー抵抗は検波段のBが高いようなので、ドロッパーのようですが、これも外して別の方法でBを下げましょう。
E
*当時のコンデンサーがそのまま使用されてるので配線を外します。

F
*チョークにスピーカートランスが使用されてましたので、外して抵抗に交換、Bが高いので少し下げる目的もあります。
G
*電源スイッチを当時のものに交換。
*配線をかなり変えまして、5球スーパーに近く聞こえてます、音質もOKです。
*整流管をオリジナルの12Bが使用できるように、半波に変えました。
H
*電源コードのゴムプッシュを新しく。

I
*とりあえず鳴らしておきましょう。
*依頼者さまのご要望で、パワー管を247に変更予定です。
*247は直熱管なので、ハム対策が必要になります。
J
*初段と検波管が青く光っております。
K
*247が来るまでケースの修理を致しましょう。

L
*輸送中に外れたようです。
M
*はかまも外れてます。
N
*接着が乾くまでこの状態。

O
*依頼者さんご要望で、シャーシーサビ取、塗装致しますので、ソケットとバリコン以外取り外しました。
P
*シャーシーサビ落とし後、黒塗装。
Q
*ケース底に三角リブを補強に入れます、これで強度は十分でしょう。

R
*依頼者様から47が送られて来ましたので、試験機でチェック。
*ST管はOKでしょう。
S
*ナス管はNG,これではスピーカーを鳴らせません。
21
*塗装が終わりましたので、部品を元に戻します。
*47は球が大きく、仕切り板に当たり、斜めになります、元々このラジオには、47は使用されていなかったようです。

22
*左の電解コンデンサーも綺麗にしてダミーに残します。
23
*真空管仕切り板取付。
24
*47B、3YP1が使用できるように配線を変更。
*47Bは直熱管なのでハム軽減にバランサーの配線済みです。
*中央に有りました四角の電解コンは外し、B電圧が高めなので、30Wの抵抗取付。

25
*後はスピーカー待ちです。
26
*依頼者さまからスピーカーが送られて来ましたので取付いたしましょう。
27
*重量のあるスピーカーなので、固定板を製作して、取付ビスを埋め込んでおきます。
*スピーカーを直接ケースに取付けますと、長いビスの使用ができないので、脱落する事があります。

28
*板をケースに取付、所々接着も致します。
29
*スピーカー取付。
30
*シャーシーを留めるビスがありませんので、M5のタップを立て、ビスは新しく致します。

31
*シャーシー留めビスをM5と致しました。
32
*真空管構成は、左より124ー12B−47B−124で決まりました。
*元の構成は、24B-12B−47B-24BのBラインと思われます。
33
*受信の準備を致します。

34
*裏蓋が無いので、簡易的に製作。
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*このツマミは撮影用で、元のツマミは現代のものです。
36
*4球にしては感度良く聞こえております。

これでナショナル
R−48の修復が
完了致しました。

依頼者N様
お待たせ致しました
里帰りができます。

37
*依頼者さまご要望で、音量ボリューム取付。
*ハム音軽減と再生のかかりを少し下げました。
38
*124が試験機では良好ですが、実機動作では弱くなっておりますので24Aでテスト良好です。


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