*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(333) ***

***ナショナルST管ラジオ、HS−800***  
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修理依頼
*** 29年6月23日〜 ***

@
*秋田県のI様からの修理依頼です。
*最近受信感度が悪くなったとの事。
A
*綺麗に整備されてます。
B
*ボリューム2個とIFT内のCを新しく交換致します。

C
*配線も綺麗にされてます。
D
*ハンダが外れているところが、おそらく輸送中に外れたでしょう。
*シャーシーへのハンダは長い間に外れる事があるので、配線で全部繋ぐように致します。
E
*鳴らしてみました所、途中で無音??6ZP1のソケットにぐらつきが、それとゲッターの感じがおかしい?。

F
*足のハンダを疑い付け直してみましたが、プレート電流が流れません、電極タッチは無いのででカソード断線と思います。
G
*他の球はまだ使用できそうです。
H
*IFTのコンデンサー120PFを交換致します。

I
*セラミックの黒頭に交換。
J
*調整です。
*感度良くなりましたが、発振ぎみです。
K
*原因はアンテナ線を6D6のソケット近くに配線してあったので、455を拾っていたでしょう。
*別な所に配線し直し正常になりました。

L
*ボリュームの軸の長さが合わないので加工。
M
*取外したボリューム軸を切断、長さを合わせて繋ぎました。
N
*交換した部品。
*後はケースに入れて完了予定です。

ご依頼者Iさま
お待たせ致しました
里帰りができます。
O
*シャーシーを入れて受信、OKでしょう。
P
*これでHS−800の修理が終わりました。






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