*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(305) ***

***ナナオラST管ラジオ6S−11***  
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*** 29年1月11日〜 ***

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*先日オークションで購入致しました。
*前の持ち主さんの話では、455の信号は通過するが、まったく受信ができないとの事です。
*私の予想ではOSCが発信していないと推測致します。
A
*綺麗な裏蓋で、ケースも確りしております。
B
*シャーシーを取り出しましょう。

C
*シャーシーにサビが少しありますが、状態は良いと思います。
D
*綺麗にコンデンサー交換されてます。
E
*案の定、OSCコイル断線です。

F
*コイルの一部が1Cmほど無くなってます、これが原因でしょう。
*細い線で繋ぎました。
G
*OSCコイルからC5渡しの100PFが普通のセラミックが使用されてますが、黒頭のセラミックに交換致します、耐圧は50Vあれば十分です。
H
*調整、IFTがかなりずれてました。
*調整後、感度良く受信ができてます。

I
*チューニングシャフトが固着して回りませんでしたが、何とか軽く回るように直しました。
J
*シャーシーのサビを落としましょう。
K
*サビ落とし後、塗装。

L
*引っかき傷がありますが、全体に綺麗なケースなので、タッチアップ補修致します。
M
*ケースの仕上げが終わりました。
N
*チューニング糸を新しく。

O
*チューニングパネル組立。
P
*豆球を新品に交換。
Q
*OUTを新品に交換。

R
*オリジナルのスピーカー繋いで音質テスト、おかしなノイズが入ります、おそらく抵抗ノイズと思います?。
S
*抵抗の値チェックしたところ、4個の値が40%の狂いがありましたので交換。
21
*交換した抵抗。
*DH3Aのプレート抵抗はおよそノイズ発生源です。

22
*ノイズが無くなりました。
*しばらく鳴らしておきます。
23
*ケースに入れます。
24
*裏蓋。

25
*感度良く聞こえてます。
26
*これでナナオラ6S−11の修理が終わりました。
27
*サランネットとチューニング盤の色が気になりましたので、白系統にやり直しました。

ナナオラ6S−11

その内お嫁に行くでしょう
結納金のお尋ね
歓迎致します。

福島県のK様の所に嫁ぎました。
28
*綺麗になりました。
29
*外部入力ジャックとマジックアイON−OFFスイッチ取付依頼で戻ってきました。

30
*左、マジックON−OFF,右、外部切替スイッチです、これでラジオ側で外部の音量調整が可能です。
このスイッチを付けないとラジオ側音量は最大のままです。
31
*CDプレヤー繋いでテスト、、、OKです。
32
*トラッキングもう一度調整、、、OKです。

依頼者K様お待たせ致しました。

これで外部入力ジャックと
マジックアイON−OFFスイッチの
取付が終わりました。
33
*ケースに入れてもう一度外部入力テスト、、OKです。


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