*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(271) ***

***サンヨーST管、高一HiFiラジオ***  
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修理依頼
*** 28年6月22日〜 ***

@
*茨城県のY様からの修理依頼です。
*サンヨーの高一スーパーSS−705です。
*フルレストアのご要望です。
A
*かなり曇りが出てます、透明度がでるか?研磨して見ましょう。
*ひび割れが、これは直りません。
B
*ST管が横一列に並んでます。

C
*あ〜〜〜、凄い埃?と言うよりゴミです。
D
*とりあえず清掃。
E
*バリコンが斜めに取付いてます。

F
*バリコン取外しまして、清掃。
G
*バリコンゴムが解けてベトベト、新しく交換します。
H
*磨いたらサンヨーの名前が綺麗に出ました

I
*OSCと高一コイル。
J
*電源部。
K
*シャーシー内は埃が無く綺麗です。
*コンデンサーは殆ど交換、抵抗は値のチェック、悪い物交換します。
*平滑チョークトランスを出た所は100μ以上のコンデンサーのご要望です。

L
*OUTが断線のため、HiFi用のトランスと交換致します、依頼者さまの支給品です、ラジオには十分すぎるトランスです。
*電解ブロックコンが邪魔なので取外します。
M
*コンデンサー交換ほぼ終わりました。
*平滑100μの在庫が無いので、取り寄せです。
N
*抵抗は42のカソードRが焼けてましたので、交換、他正常です。

O
*ゴムを交換してバリコン取付け。
P
*高一部分。
Q
*マジックアイソケット、抵抗が断線してました。

R
*100μの代わりに39μ仮に付けて調整します。
*IFTの狂いが少し、3連バリコン各調整。
*真空管は全部新品に交換しますが、とりあえずラジオに付いていた球でテスト。
S
*やはり高一です、感度良く、いつも感じることですが高一は音質が良い。
21
*チューニング糸を新しく張替え、少し複雑でした。

22
*取外した部品です。
23
*さてと、、、ケースの修理を始めましょう。
*凄い荒れようで、チューニングの数字がはっきり見えません。
24
*あ〜〜〜〜〜。(ため息。)

25
*表面がざらついてます。
26
*まずはお顔の化粧から始めましょう。
27
*今日は天気が良いので、先にケースの塗装薄利を済ませました。

28
*ステイン、この時点では光沢はありません。
*お天気が悪いので先に進みません。
29
*100μが来たので取付け。
*チョークトランスの後なので、テスト用に取付けた39μと変わりありません。
*完全にハム音を無くすには、ダイオードを使用して最初に容量の大きな電解コンを使用しませんと無理なようです。
30
*新品のマジックアイ6S5Gでテスト、OKです。

31
*ラジオに付いていました真空管はまだ十分使用可能な球です。
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*飾り金具の磨き、手のかかるラジオです。
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*この汚れを落とすのに時間がかかります。

34
*汚れが染み込んでいますが、何とか綺麗にしたいです。
*明日は修理完了の予定です。
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*切替表示ランプ部分の組立。
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*エンブレムとマジックアイの窓枠の取付け。

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*正面パネル組立。
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*パネルをケースに取付け。
39
*チューニング窓、最初よりかなり綺麗に透明度が出ました。

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*スピーカー取付け。
41
*豆球を全部新品に交換。
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*ハム軽減とボリュームにかすかなガリがあるため新品に交換した最終の写真です。

43
*ボリューム軸の延長。
44
*後はツマミを綺麗にして、組立です。
*今回は写真ツマミのように、ラジオケース前面に白いペンキが点状に付いてまして、落とすのにかなりの時間がかかりました。




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