*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(232) ***

***マツダ東芝、7RA−32高一ラジオ***  
戻る
修理依頼
*** 27年12月2日〜 ***

@
*高知県のY様よりの修理依頼です。
*ヒューズがすぐ飛んでしまうとのことです。
*トランスのレアーショートでしょう。
A
*綺麗にされてます。
B
*シャーシー外回りは修理されているようです。

C
*配線は当時のままです。
D
*トランスの2次側をすべて浮かしてテストしてみます。
E
*やはり2次Bのレアーです。

F
*ヒューズが飛ばないように2Aを入れてスライダックで徐々に上げていきますと100V入力時点でBが76Vしか出ません、トランスを交換しましょう、発熱も凄いです、大掛かりになりました。
G
*電源スイッチを回しても感触がありません、やはり球がはずれてありませんでしたので、新しく取付け。
H
*トランス交換、コンデンサー殆ど交換が終わりました。

I
*平滑部も終わりました。
*古い電解ブロックコンはダミーで残します。
J
*調整、IFTのずれが少し、受信が上1550KHzまでしか受信できませんでしたので、1605KHzに調整。
K
*新品のマジックアイでテスト、やはり高周波一段です、殆どの局でマジックアイが完全に閉じます。

L
*しばらく受信テスト。
M
*チューニング糸を新しく。
N
*音質が少し気になる、NFBの回路と察しをつけて、コンデンサーと抵抗を交換、良くなりました。

O
*取外した部品です、電源トランスの交換は今年2回目と珍しいです。
P
*トランスは容量に余裕がありますので、発熱が少ないです。
Q
*正面より、感度の良いラジオです。

これで修理完了です
依頼者Yさま
お待たせ致しました。





■ ご質問などありましたらこちらにどうぞ。 ■
DE JA2OZX