*** 真空管ラジオ、修理〜製作の部屋。(219) ***

***ゼネラルST管、高周波一段ラジオ、7S−2***  
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*** 27年10月14日〜 ***

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*静岡県のN様よりの修理依頼です。
*マジックアイON−OFFスイッチと外部RCAジャック、局発出力端子を付けます。
A
*裏蓋、シャーシー、綺麗な方でしょう。
B
*シャーシーにサビがありません。

C
*バリコンのクッションゴムがボロボロです。
D
*新しく交換しました。
E
*コンデンサーは全部交換です。
*この時点でIFT、電源トランス、コイルの導通を確認。

F
*トーン切替用のコンデンサー、機能してないでしょう。
G
*その他のコンデンサー、交換します。
H
*PU切替スイッチがNGですし、ガリも出るでしょう、修理しても長く持ちません、新品に交換が早く、確実です。

I
*ボリューム新品に交換、このラジオは外部入力の音量が調整できませんので、ラジオ側で調整できるように致します。
J
*抵抗のチェック、3個ほどNGです。
*配線チューブの悪い物、交換。
K
*殆ど交換が終わりました、後はトーン回路のコンデンサー交換と、各ジャック、スイッチの取付け、配線です。

L
*ラジオ受信状態にしましたので、受信テストします。
M
*42のヒーター断線です、足の半田不良を疑いましたが、、、残念。
N
*SGから信号を入れて調整、IFT、他、凄いずれですが、調整後感度OKです、さすが高周波一段です。

O
*依頼者さまのご要望で、RCAジャック、ラジオ側で音量調整可能に、マジックアイONーOFFスイッチ、周波数カウンター出力端子等の取付けです。
P
*CDプレーヤーを繋いでテスト、OKです。
Q
*受信カウンター繋いでテスト、バッチグーです。

R
*豆球が指針と共に移動します、全部新品に交換。
S
*チューニング糸を新しく。
21
*ケースのお化粧を始めます、キズが凄い、これでは家庭内でごみ扱いされます。。

22
*お顔も汚れてます。
23
*ケースを分解。
24
*スピーカーネットも汚れてますので、張り替えます。

25
*このラジオケースは、塗装の下に薄い合板が張ってありますので、全部はがします。
26
*これで木、本来の白木になりました。
27
*綺麗な木目がでましたので、仕上げに生かしましょう。

28
*コーナーリブを接着やり直し。
29
*ステイン、この時点では光沢はありません。
30
*クリアを乗せてケース修理終わりましたので、組立てを始めます。

31
*スピーカー取付け。
32
*ボリューム軸延長忘れてました。
33
*シャーシーを入れます。

34
*受信とカウンターテスト、OKです。
35
*日本放送も良く聞こえます。
36
*CDプレヤー繋いでテスト、音質良く聞こえてます。

これでゼネラル7S−2の
レストアが終わりました

依頼者さまお待たせ致しました
里帰りができます。


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